AEAJアロマセラピストを目指している方へ
資格試験学科はさほど難しくはないです。
精油の化学も難しそうですが、理解し確実に覚える箇所は限られています。
理論は基本暗記なので、テキストさえあれば何とかなります。
スクールでの学習時間は決められていますが、学科に関しては最低限でいいと私は思っています。
市販されている問題集より本試験の方が良問で簡単です。
合格点のハードルもそれほど高くはないような気がします。
個人的には化粧品検定1級よりは平易と思われます。
やはりスクールで学ぶ内容は実技が主ということです。
実技試験もスクールの先生の注意を守って真面目に取り組んでいれば、技術的に未熟でも合格させてもらえます。
そこで、何といっても一番厄介なのは、カルテ演習ということになります。
カルテの書き方 30例
私も無計画に協力者にトリートメントしていたので、必要な書類やサインを取り損なったりと、後でカルテをまとめる時にかなり困りました。
なので、事前に以下の注意点を頭に入れておくのをおすすめします。
セラピストは技術に加えて心理的支援ができることが重要なので、
そこのマインドがカルテに表現できることも大事なポイントかと思います。
◎例文(2019年)を、下記にあげておきます。
あくまで参考にされて、自分なりの考えと表現を身に着けてください。
- 提出書類についての規定は資格マニュアルを充分読み込むこと。
- 年度によってAEAJが示す多少様式や内容が異なるので注意する。
※スクールでの実技履修と並行して、カルテ演習に取り組んでおくことをお勧めします。
※実技試験合格前の練習もカルテの一例になります。
- 協力者シートと総合評価を書く手間を省けるように規定の最少人数のカルテをとるとよい。とはいえ、思い通りにはいかないので、無理が効く身内を攻めるのがいいです。
- アロマセラピーはリラクセーションが目的であって、医療行為ではないということ。コンサルテーションが含まれる内容。
※なので、医療行為と紛らわしい表現はNG。例えば、「施術」「○○に効くとか治る」とか
- トリートメント部位と手技については、テキストの表現をそのまま使うのがよい。
- 協力者の主訴、目的に沿ったトリートメント内容であること。
- トリートメントの目的と流れがわかるような文章で書く。
- カルテの並び替えが必要になるので、リストは表計算ソフトを使う方が整理がしやすい。
- 協力者との関係や継続した場合の変化とか、同じ人に同じようなトリートメントをしても、微妙な変化は必ずあるはずなのでその辺を必ず書く。
- 既往症があったり、病名がつく場合は基本はできないので、カルテに書く場合は完治したとかの注意が必要。
参考:トリートメントカルテ30
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