エタノールは適正価格で入手できるようになったのかな。
でも、まだまだ品薄のようです。アロマテラピーには欠かせないエタノール 節約したいものです。
しかもコロナ長引きそうです。もはやうまく共存するしかない(´;ω;`)ウゥゥ
なので、ウォッカでアロマ殺菌ジェル とアロマ殺菌スプレー
を作って、知り合いに配り、ありがたがられたので、ここにものせておきます。
エタノールは、
コロナウイルスのようなエンベロープと呼ばれる脂質性の膜をもったウイルスにも効果があります。
濃度は無水エタノールより、消毒用エタノール(70%から~80%)の方が殺菌効果が高い。
理屈は水分で揮発時間が遅くなるので、殺菌効果が高くなるということらしいです。
ということで、
材料
使用したのは、ウォッカで有名なスミノフブルー とスピリタス(無水エタノール)
キサンタンガム(増粘多糖類)0.5~1% …ジェル状になる。
グリセリン…保湿剤として0.5%程度
※スミノフブルーの価格は比較的安いので、混ぜることで無水エタノールの節約になります。
アロマテラピーをしている人はエタノールをよく希釈基材として使うので、温存したいところです。
逆にエタノールに精製水を入れるくらいなら、そもそもウォッカを使う方がいいのでは。
私はアロマディフーザーもウォッカを使っていますが、遜色はないと思います。(当然かな?)
わたしは1L くらい一気に作るのでウオッカの瓶をそのまま容器として使いました。
作り方の前に
まず、材料を混ぜてアルコール濃度70%にするには、どの割合で混ぜるといいのかというと
手づくりなので、アバウトな感覚で70%ぐらいになればいいと私は思うけれど、
とりあえず、
昔習った方程式で計算すると、スミノフ(50%)の液体を1とすると、スピリタス(vol 99.6%)は0.6756…となりました。
義務教育での数学(算数)が役立ちますね~
義務教育大事ですね。余計ですが、コロナ世代の子供たちの学力保証が気になる…
で、実際混ぜてみると、あれ?容積が沈むじゃん?!~とそれぞれの分子数が違うからか…とか…
大昔、モル濃度なんちゅーのも習った記憶がよみがえってきた。
意外とあれこれ知的に楽しいです。
さらに厳密にいうと、スミノフのアルコール表示は体積比か重量比かわからないので、
微妙に不正確ではありますが…
それでも1対0.7弱で混ぜると殺菌効果的には充分かと…スピリタスが手に入らない場合はエタノールでももちろんOK
前置きがながくなったけれど、
作り方
二つ適量混ぜたウォッカを用意
ウォッカでボールに入れたキサンタンガムを練っていくような感じで粉が透明になるまで少しづつ伸ばします。
※サラサラになるまで入れます。粘度が足りないかなと思っても数日おくととろみがつきます。
※一度に入れると粉が解けずに塊のままになります。そうなった場合は1日くらい置くと徐々に溶けてきますので、ご安心を!でも時間がかかるので、注意
※キサンタンガムは0.5~1%でいいようです。あまり入れすぎるとポンプ容器の出が悪くなります。
保湿材としてグリセリンやオイルを混ぜてもOK
残りのウォッカを投入
①が良く混ざったら、残りのウォッカを入れましょう。私はウォッカの瓶に直接投入してシェイクしました。500mlくらいなら、シェイクすれば大丈夫
除菌スプレーとジェルを携帯し、マメに消毒を心掛けています。
香りづけ
香りづけは好みで0.5%くらいで、殺菌効果があるとされる以下の精油
※ドロッパー瓶の1滴はおよそ0.05mlとされているので、ご参考に
ティートリー
ペパーミント
ラベンダー
ユーカリ
ゼラニウム
カモミールジャーマン(私のとどめの1滴)
◎カモミールジャーマン…カモミールは「地面のリンゴ」というギリシャ語に由来する。
カモミールローマンと植物のジャーマンは確かにリンゴのような香りがします。
成分のアズレン(抗炎症成分)を含んでいるので、青い精油です。
カモミールティーは心の鎮静効果があります。
「アロマテラピーのための84の精油」ワンダーセラー著には細菌と闘い、体の防衛系を強化する白血球の生産を促進すると書かれています。
コメント