シャネルから学ぶキャリアデザイン 70歳でカムバック!亡くなる前日まで現役

キャリアコンサルタント
シャネルを尊敬しつつ作ったテープバック

シャネルはどんな人なのか…

シャネル本

以前服飾史を講義するための資料として購入した本。シャネルについては作り話が多かったそうだが、エドモンド・シャル・ルーの著はいいということだった。

本2

たばこもファッションになっている。シャネルだからサマになるのであって、お若い方はくれぐれもマネしないように(´;ω;`)ウゥゥ

ここ数日彼女のことが書かれた書籍を読んだ。

帽子を深くかぶり、くわえ煙草で、斜に構えた写真。常に背筋がしゃんと伸びている。

華やかで奔放な恋愛、哲学的で突き刺さるような言葉。

男性を優雅に翻弄する女性像

彼女のライフラインチャートをおこがましくも書いてみた

ライフラインチャート

勝手な主観でライフライン+-を書き入れてみた。

が、マイナス要素と言えるのかどうかわからないほど、復活が早い。

というより、マイナスの全てをバネにした感じ。

不遇な幼少期 修道院時代だが、そこで培われたものが後のシャネルの原点となっている。

例えば、白と黒、9時に寝て7時に起きるという病気知らずの健康的な身体など。

全てをバネにできる能力 仕事が支えた人生

幼少期の不遇な時代を経ていくつもの時代の波に翻弄され、愛する人を亡くし、それでも淡々と生きている。

ジタバタなんてしない。一体どんな精神を持ち合わせていたのか?

「人生の試練、それがどんなものかわかっているわ。12歳で全てを失ったのだから・・・」

誰も働かない日曜が大嫌いで、日曜日に亡くなった。

仕事が支えた自立した女性。何もかもがカッコいい。

モードもスタイルも…

なのに、この仕事は「アートではない職人技」と言い切り、自分は孤独で哀れな人と言っていた。

何もかもわかっていて、賢く常に両極に触れていた。

人と違うことをよしとする。

シャネルは1883年生まれ

日本は明治の動乱の真っ最中だった。

フランスも帝政時代のファッションをとどめていた。

シャネルの時代から100年以上たつのに、シャネルの作り出したものは斬新だ。

現代の女性の着装はほぼシャネルが作り出したものだと言ってもいいくらいなのだ。

偉大な功績 モードではないスタイルにこだわる

服装を介して女性を解放した。

男性の衣服をユニセックスなものにした乗馬服

それまで誰も着ない黒を着た。リトルブラックドレス

下着だったジャージーを流行にのせた サファリスーツ

イミテーションの宝石

最も機能的で、洗練された働く女性のスタイル

襟とボタンのないシャネルスーツ・女性の足を最も美しく見せるシャネル丈

シンプル 仰々しいわざとらしさが嫌い

シャネルN05 モードにも番号 タイトルを付けない

70歳でカムバック

ディオールがなんなのよ!

コルセット復活に怒りを露わにして、不撓不屈の精神をむき出して再起をかけた。

コレクションの不評などもろともせず、自分のスタイルを貫き通し、大成功を収めた。

晩年は2着のシャネルスーツで過ごしたそうだ。

シンプルライフ。87歳で亡くなる前日まで仕事場に通った。

世界中の多くの女性のみならず、多方面で影響を与え続ける。

足元にも及ばないが、勇気、元気、やる気・・・彼女の人生から学ぶことは多い。

 

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